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執筆者の写真nemuridorinagai

コロナの春

更新日:2021年11月14日

ブログを更新するのが恐ろしく久方ぶりとなってしまいました。

みなさまお元気でいらっしゃることを祈っています。

もう七月!早い(°д°)!!

今年は予期せぬ事態のただ中にあって、新型肺炎の感染流行は収束の兆しがまだ見えません。

情報の混乱もひどく、どの情報が実際に起こっていることと近いのか、あれは虚偽なのか、それは憶測にすぎないのか、未だにわたしには判別がつきません。


人形劇の上演や、WS、海外フェスへの招聘など、今年予定していた予定たちは

3月以降、じりじりと順延、中止となって一時ねむり鳥のスケジュールボードが空白になりました。

なにもなくなるということは、すごく残念なことでもあり、同時に非常に自由でもあるのだなと思いました…。


FREEDOM!!!!!!!!!!!!!!!!!!

いぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇい!!!





ひとと実際に顔を合わせられない生活になり、電子情報のやりとりがコミュニュケーションの主体となってしまったとき、電子情報…文字うちされた言葉や、録音された言葉、が人にどれだけ凶大な影響力を持つのか、


今まで、人生において何事かに遭遇しても、

個人の培った感性や価値観で、笑い飛ばすも、悩むのも、好くのも嫌うのも、

最終的には選択ができて、それは生命の誇らかさだと信じてきたけれど、

とりまく社会がそれまでの価値観判断できるものと大きく異なる状態になってしまったとき、

何を信じて良いのか、自分自身の行動の指針をどう定めて良いのか、何をどう感じたらいいのか、全くわからなくなってしまうのだな、ということを体験しました。


「巡り巡って愛する人を殺してしまうかもしれないから 他人に会うな」


とはSFやスパイ映画顔負けの、ナイフのように鋭利な脅し文句だと感じましたが、結局、この文句が過剰なものであるのか、それともまたすぐに復権してくる可能性があるのか、今の時点ではわかりません。。。。


(戦時中や、過去の疫病流行などでもこのようなことはあったのかもわかりませんが…)





どのような事態にあっても、時間は滔々と流れ、甥姪は成長し、父母もわたしも年をとり、知人の訃報も、おめでたい知らせも、飛び込んできます。

選挙もくるし天災もやってくるし七夕も来るしお金は必要だし。

粛々と流れていく風景のなかで、花がつぼんで咲いて散って、また別の花が咲いて散って、

緑が茂り色が変わり…。

植物の移り変わりのなんと豪勢なことか…、はコロナ禍にあって改めて認識しました。

とんでもない娯楽があったものだ。





ありがたいことに7月10日現在では、東京は公式には、一応大手を振って外を出歩ける状態にあります。

感染者数が急に増えてドギマギしていますが…(・・;)


人形の制作や映像など、ねむり鳥も現状でもできることが少しずつ入ってきて、ホワイトボードは真っ白ではなくなりました。


(えんとつ企画、尾形直子さんプロデュース、ふくいかな子さん音楽で進行中!!)


ここに来て例年にない豪雨とのこと、被害が広がらないことを祈り、

みなさまに、またいつか実際にお会いできますことを祈りつつ。

人に実際に会うことの意味がまた次の変化を迎えるときまで、

どうぞお元気でいらしてください。





   


                               ねむり鳥 長井望美



























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