コルグライブ、近づいて参りました…。
このところ、ウンウン、とあの子のことを考えております。
…でもまだよくわかっておりません。
『花の降る日』が 「ぼく」の夢の旅の物語だとしたら、今回のソロパフォーマンスは「わたし」の夢 です。
「わたし」が、夜にだけ逢えるともだち、「あの子」。
花の降る日で遣いきれなかった「あの子」 に「 わたし」が向き合うとどうなるのかな?とつくり始めたのですが、
女性のキャラクターの人形を遣うことが案外少なかったな、とふりかえり、おや、と。
女の人形遣い✖️女の人形 のパフォーマンス。
性別ってなんなのやろう、は、日常で考えることが多いテーマです。 いろいろな世代の男女に触れる機会が増えて思うことは、「性」は生まれてから死ぬまで、固定されたものやなくて、変わり続けていくんだろうなぁ、ということ。
赤ん坊時代から幼女、少女、成人して、歳を重ねて、家族構成の変化、社会の中での役割の変化………
逃れられない、人生抱えて歩いてゆかなきゃならない強いものであるけれど、柔らかくて、時々で変化してゆく。 非常に面倒くさく、やるせなく、引っ張り回されたり、乗っかって苦楽あり、かつ、まぁ、面白くもあるかなぁ。。
(それで、いったい、 わたしは、だれなんだろう?)
(そう言うと、ふふふ、と笑う、きみはだれなの?)
昔のノートから出てきた。”Cor Glass Fools!"という名前が決まる前、the glass heart circus"というユニット名にしてはどうかな??と思っていた時代の、ヒロイン人形のイメージスケッチ。サーカス少女。
「等身大胴串人形で女性を作るなら、きっとサーカスの女の子!」という構想は以前からなんとなくあって、 「あの子」は、そもそもはサーカスの女の子にしたいなぁ、とうっすり思いながら作った人形でした。 (『花の降る日』ではその設定は生かされてなかったけれど、空中でブランコに乗っていたのはその辺のイメージも引きずっていたと思われる。) 高校の国語の教科書に「空中ブランコ乗りのキキ」という物語が載っていて、主人公の少女の強烈な印象が根っこにあるようです。
「夏の仙台、『多夢多夢茶会』で一度やらせていただいたから、あの子パフォーマンス、なんとかできるでしょう。」とライブ準備を始めたのだけれど、結局全くの新作に近いことになってしまい悶絶中…。
「わたしたち」は誰なんでしょう??
本番まであと少し、最後までもがきます!!
サクノキさんも新ネタやっちゃいますとのこと?!
ドキドキかつ、たのしみ‼️
ハリーも登場!
その他、コルグラライブらしい愉しい趣向もいろいろ凝らして(?!)お待ちしております!
間も無く開演。 どうぞ、2017年師走のお愉しみ、『CorGLIVE!!』 ぜひぜひ、遊びにいらしてください!!
Cor Glass Fools! 番外編
『CorGLIVE!!』
2017年12月9日(土) @祖師谷大蔵 Cafe MURIUWI
1st 16:00open 16:30start
2nd 19:30open 20:00start
道化師 サクノキ × 人形遣い長井望美
今度のコルグラは、ソロパフォーマンス・オムニバス公演!
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