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執筆者の写真nemuridorinagai

4月、春の風と創作の日々。


そんなこんなで、NERI project. クリエイションの日々が続いております…。

本日は、会場のカフェMURIWUIにて下見&打合せ!!

MURIWUIは、2016年の”Tan-Ton!!LIVE@cafe MURIWUI"でお世話になって以来、毎年一回公演をさせていただいている場所です。

木壁の素敵な内装は店主のタケシさん自らハンドメイド。

(床のコンクリートの一文字のヒビは、内装時丸鋸でついた勲章的傷跡だそうです!)

わたしの美術・演出する作品は、人形が地面を歩き回ったり、時に寝転んだり…床演技をする場面が多いのですが、実は、これ、問題が多い。

人形は人間と比べ、出演者としてかなり背丈が低いことがほとんどで、客席を何列か組む場合、かなり高低差がないと、後列のお客様は「前の人の頭で人形がちっとも見えなかった…!!」という哀しい結末になります…(;>_<;)。

(日本で床面がどの席からもしっかり見える劇場、、というのは非常~に少ないです。

 特に小劇場などでは…。)

(ダンスやジャグリングなどは特に、しかしでも台詞演劇でも、本当は出演者の頭のてっぺんから爪先までしっかり見えたほうが、パフォーマンスは面白いと私は思います。)

初めての仕込みの際、身振り手振りで必死で

「床です!兎に角みなさんから床が見えるように客席をくまないと駄目なんです!!」

と訴えると、

「そうですか。」

すす~っと、お店の中の全てを活用して見事な半円形の3段客席をレイアウトしてくださったタケシさん。

「うわっ。ムリウイは、人形劇の味方もしてくださるお店なんだ…!!」

大感激!!

作品に寄り添って下さる場所、店長さん、本当に心強い味方です。

あけみさんと、美味しい珈琲を頂きながら通り抜ける風をたのしみました。

自主企画公演は、人形たちの世界としての空間から、

来てくださるみなさまの客席という空間から、

すべて一つ一つ、自分たちで考え、スタッフさんと相談し、分かち合い、作り上げていきます。

やわらかく、心ののびのびする場所で、ゆったり楽しめる作品に仕上がるよう、さてさてこれから、煮詰めてまいりますよ!!

ぜひ、見守ってやってください!!

NERI project. 『海辺のちさ』6/14~16 @MURIWUI屋上劇場(祖師谷大蔵)

北井あけみ×長井望美×横手ありさ

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